柔軟な働き方を追求するには

こんにちは、プリンシプルズの藤波です。

オフィス勤務であれば、ここしばらくリモートで仕事をされた方も少なくないのではないでしょうか。弊社も、ここ2か月ほどリモートで仕事をしています。リモートな働き方を個人的には気に入っているのですが、この体制を「継続性を持って」実現するにはどうしたら良いか?が気になり、社内で少し議論をしました。

弊社はまだ小さなチームなので、現時点でこのようなことを考えてもあまり意味がないのですが、チームが大きくなっていったら「成果を追求しながらできる限り柔軟に働けるカルチャー」を作っていきたいと考えています。「フルリモートで世界中どこから働ける会社!」とまではいかないと思いますが、そこになるべく近づけたいという思いはあります。そのような柔軟な働き方を実現する上ではリモートというのは間違いなく大きな要素です。

あれこれ議論してみたのですが、リモートの比重を大きく上げた場合の経営の視点での難しさには「生産性の測定」というイシューがあるのかなと思いました。

オフィス勤務の場合、社員のパフォーマンスについて経営が気にすべきことは「時間の投入量に対してどれだけのアウトプットまたは成果をあげたか」です。この時、リモート比重が高い場合の生産性の測定の難しさは、第一に「時間の投入量」が見えにくくなることにあります。

もちろん、労務管理で時間は見える化できますが、「どれだけ真剣にやっているか」といったことは、リモートだと見えません。もちろん、オフィスで隣に座っていて見えるかというと見えているわけではありませんが、「忙しそうか」「真面目にやっていそうか」の雰囲気ぐらいはわかります。

この部分を突き詰めていくと、「成果で測りましょう」という話になりそうです。ただ、「頑張っても成果が出ない場合」というのもあるわけで、弊社としては「能力×努力」でプロセスを評価したいと考えています。すると、このプロセス評価の発想と、(真剣な)時間の投入量が見えない、ということは、どうも相性が悪いわけです。あれこれ話し合って、ここは「成果」と「そのプロセス」に対する解像度をあげていく方法論や運用が必要で、それは一朝一夕にはできないから少しずつ準備が必要だね、という議論になりました。

「生産性の測定」に立ちふさがるもう一つの壁は、クリエイティブな仕事の生産性の測りにくさなのかなと思います。これは、創造的な仕事では、仕事の見積もりが非常に難しく、どれだけの時間の投入量が「標準」なのかを検討しようがないこと、そして頑張ってもパフォーマンスが出ないことも多々あるし創造的な仕事の成果を杓子定規に測ることもできないので「アウトプットや成果の大きさを標準化された物差しで測りにくい」、という、「リモートだから」とは別の理由での「生産性の測定が難しさ」を意味しています。個々に「あの取組みが凄い」「あの人が凄い」と言うことはやさしいのですが、「凄さ」をある程度仕組みの中で見ていこうとするとどうすればいいのかなあ、と。

この部分は、テーマとしては面白いし大事なのですが、いま突き詰めても事業上の意味があまりないので、横に置いておくことにしました(笑)。

なるべくリモートで働く!という体制が、仕事の「成果主義」「個人主義」と相性が良さそうなことは理解できるのですが、弊社の理想の働き方は成果主義・個人主義一辺倒とはちょっと違います。その場合、採用・配置・育成・評価のプロセスでどのようなやり方が理想なのかは、理念よりも実際の運用として考えていくことがたくさんあるなあと思ったのでした。

それではまた。

プリンシプルズ CEO 藤波由剛

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